安倍政権、増税延期どころか「消費税5%に下げる」案が浮上⁉︎

 

 

「安倍首相が減税を決断すれば、今度こそ増税できると準備を進めてきた麻生財務相は完全に面子を潰され、抗議の辞任をするはずです。第二派閥の麻生派が反安倍に回る。さらに岸田派など党内の財政再建派も黙っていない」

って、日経新聞政治部OBの政治ジャーナリストが語ったらしいというニュースからです。

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まぁ、ここで消費税を5パーセントに下げたら、安倍さん人気も政権支持率も、ほぼ確実に急上昇するだろうと思いますけどね。

私は安倍政権のやり方には感心しないことのほうが多いし、この『サプライズ減税』にしたって、どうせ理由と目的と本音を聞いたらやっぱり感心しないだろうと思います。

が、「本物の阿呆でない限り、今の日本で消費税を10%に上げたらまた景気が失速する」ことぐらいわかるはずです。

そもそも、そんなこともわからずに「どんな理由をこじつけてでも増税すべきだ」などと大声で主張する愚か者が、デカい顔して政治の中枢にいることのほうがおかしいし、消費増税以前の問題なのです。


麻生財務相は完全に面子を潰され、抗議の辞任をするはず…」おお♪ いいじゃナァイ。拍手喝采で大歓迎っすよ♪

あのオヤジが諸悪の根源の1人で、あれだけやりたい放題しといて、一切責任も取らなきゃ辞任もしないことに怒り心頭の国民は山ほどいますからね。

クビにするのが難しい相手なら、平和裡に自分から辞めていただけるよう、顔でもメンツでも丁重に踏みつけにして、確実に辞任に追い込んで差し上げてください。

 

だいたい消費税は、上げるよりも下げたほうが、ほぼ確実に税収は増えるだろうと言われているし、私もそう思います。

消費税を10%に上げて国民の負担も上げて、返す刀で大企業の減税して内部留保を増やすのに協力したって、なんのいいこともないですから。

上級国民きどりの、国の根幹を喰い荒らすシロアリみたいな大企業の役員や経営者連中が、消費税が上がった分だけ自分の取り分を更に増やすだけなんじゃないの?

経産省や官僚機構のお歴々ぶった狸や狐も加わって、シロアリに加担したご褒美のメリットをみんなで仲良く分け合う構図?

どいつもこいつも本物のシロアリかよ?妄想するだけでも虫酸がはしりますね。

「大概にしとけよな」って思われてる自覚が皆無のシロアリさんたちが、アワを吹いて怒り狂ったって、消費税は上げるよりも下げるほうが賢明です。

諸外国から見たこの国の評価も、消費税を上げたほうが下がるし、下げたほうが逆に高く評価されるんじゃないですか?

安倍さんにそれができるなら、ですけどね。

 

このタイミングで麻生オヤジを追っ払って、クリーンなイメージで一気に『新生安倍政権』の支持率を上げるというのも、いかにも見え透いた手口なんですけどねw

とりあえず、軽率で口が軽くて考えなしのおしゃべり…だとしか思えない萩生田とかいうひとも、ついでに一緒にクビを切ったほうがいいんじゃないですか?

イメージとは逆に「使える男」なのかもしれないけれど、もともとの評判が悪かったところへ、「軽率」ってマイナスイメージがさらに加算されたんだし、印象悪すぎでしょ?

 

とにかく、消費税を下げるのは賛成です。同時にせめて「普通の先進国レベル」にまで、今度こそ本気で賃金を上げる努力をすべきです。

どうしても消費税を上げたいのなら、その後にしてください。

もうデータの改ざんとか、民間企業に丸投げのポイント還元とかの小細工を弄して、ちまちまごまかしてる時間も余裕もないんです。

人手不足で外国人の雇用を増やす政策を通したせいで、待ったなしでまた賃金が下降傾向なんだから、後手後手にまわってると手遅れになって、そのうち日本は消滅してしまいますよ?

 

ぶっちゃけ20年先には、シロアリや狐や狸の大多数はお墓の中です。

20年先も、さらにその次の20年も、その次の次の20年も生きていかなきゃならない世代のために、今現在の儲けや都合が最優先のやり方をそろそろ改めてもらえないでしょうか。

子供や孫やひ孫のためにも、自分たちのことばかり考えてないで、もう少し正しい判断と舵取りをしていただきたいですね。

 

 

 

 

 

 

弱虫ペダル 時間の流れが異なる世界と同期する手法についての一考察

 


リアル世界と弱虫ペダルの世界とは、SF的な言い方をするなら、「属する時間軸」が違います。

そして、異なる時間軸においては、時間の流れもまた異なるようです。

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ようするに、鳴子がリタイアしてから、こちらの世界では何ヶ月も経過していますが、原作マンガの世界では、彼がリタイアしてからまだせいぜい数十分くらいしか経っていないということです。

総北トリオが揃ってインハイ最終日の先頭に立ったのは、ゴールまで残り7キロの地点でした。

いくら登りだからといっても、そこからゴールまではせいぜい数十分だと思うのです。

もしもそれ以上に時間が経過しているなら、もうとっくに勝負がついているはずですよね?

コチラ側に属している我々からみると、アチラの世界では、小野田は永遠にも等しいスローモーションの時の流れの中で、残り数百メートルを、気が遠くなるほどの時間をかけて今もひたすら走り続けています(ちょっと可哀想な気がするのは私だけ?💧)

その間、コチラの世界では、季節どころか既に年度も変わり、もうじき元号まで変わっちゃうわけだから、こういうことを本気でまじめに考えだすと頭がどうにかなりそうです💦



アチラとコチラのいちばんの違いは「時間が流れるスピード」です。

フィクションかどうかは関係なく、弱虫ペダルの世界では、リアル世界と比べると、レース中は時間が経つのがとにかく遅いのです。

さらに、リアル世界で時間を戻すことはできませんが、フィクションの世界では、その全時間を通じて、どの地点にだろうと自由に行き来できるし、同じシーンを何度でもくり返し体験することも可能です。

原作やアニメは、いつでも私たちを望む地点へいざなってくれます。

その体験を続けるうちに、今度は原作やアニメに描かれていない時間が気になってくることはありませんか?

リタイアしたあのキャラはどうなったの?勝つのは誰?というような。

こうしていくらでも妄想する余地が生まれるわけですねw

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弱虫ペダルの人気は、作品や推しキャラから離れられないファンの存在に支えられています。

弱虫ペダルを知ってロードレースを始めたひともいれば、「小野田がんばれ!負けるんじゃねえぞ!」という想いでずっと応援し続けている、気持ちは《チーム総北7人めのメンバー》なファンもいるでしょう。

「二次元だろうと、ずっと真波(東堂さん)(荒北さん)(巻島さん)が好き!」という方々もまだまだ少なくないと思われます。

他にも「手嶋と青八木のチーム2人が推し」だとか「手嶋と真波でしょ⁉︎」なんて人々もいますよね。

彼らが作品やキャラに求めているものは各人各様です。

私を例に挙げるなら、私が鳴子を応援し続けているのは、彼にリアルなシンパシーを感じているからなのですが。

 

具体的にどういうことかというと、前提条件として、私は折にふれて彼のことを思い出し、今ごろどうしているだろうか…なんてことをごく普通に考えるわけです。

鳴子がフィクションの存在だなんてことは、まったく気にしてないというか、「何を今さら」って感じです(笑)

で、何を考えてるかというと、リタイアした鳴子は、その後どうなったの…?という、ほとんどリアの友人知人が相手の場合と大差ない、ごく当たり前の心配だったりします。

つまり私にとって鳴子は、「時の流れの彼方にいる虚構の存在」でありながら、彼のことを考える時、私は鳴子が存在している時間軸のほうに、自動的に同期してしまうようなのです。

 

これは別に珍しいことじゃなくて、私たちは、スポーツやテレビのドラマを観たり、マンガや小説を読んでる時だって、観客や傍観者の位置からその世界と無意識に同期していますよね。

「自分はしていない」と言うひともいると思いますが、それはたまたま「同期するデータを持っていない」からです。

ドラマだろうとサッカーの試合だろうと、テレビがなかったり、俳優もあらすじも、選手もルールも全く知らなければ、同期しようがありません。

一緒にテレビを観ていても、「あんまり興味ないからスマホを触っている」という場合も同じことです。

同じソファに並んで座っていても、ひとりはテレビのドラマの世界と同期し、もうひとりはスマホでゲーム仲間やLINEの友達と同期してる、なんてことはザラにあります。

つまり、同じ時間軸の同じ時、同じ場所にいるからといって、必ずしも「同じ世界を共有しているわけではない」という場合も多々あるわけです。

だったらべつに『異なる時間軸に存在する弱虫ペダルの世界と同期するのもアリじゃん』って、思いませんか?

 

 

同期の仕方や程度には個人差があります。

スマホの設定に例えるなら、自動的に同期するのはメールだけというひともいれば、アレもコレもぜんぶ同期してなきゃ気が済まないひともいるし、その逆というひとだっていますよね。

スマホの場合は、アレもコレも同期してるスマホほど所有者にとっての重要度も依存度も高くなります。

スマホを失くしたら生きていけない」のはそういうひとです。

極論ですが、アドレス帳には数えるほどの人数しか登録されておらず、自分からは電話もかけないし、基本的にLINEもメールもほとんどしない。TwitterInstagramもやってないから誰もフォローしてないし、ゲームもやらないからスマホをチェックしたりコメントの必要もない。スマホ決済はしない何でも現金払い派で、Kindleよりも紙の本や雑誌を買って読む。

こういうひとであれば、うっかり家にスマホを置いたまま会社に行ったって、連絡用の携帯電話がないと困るような外回り営業などの職種でなければ、ぜんぜん問題ないわけです。

スマホは家に忘れても、財布さえ忘れなければちゃんと生きていけます。

「別の時間軸への同期の度合い」とは、このスマホの設定や依存度なんかと似たようなものだとは考えられないでしょうか。

 

ようするに個人差があるわけです。

弱虫ペダルも好きだけど、ハイキュー!!ワンパンマンも好き」というひとがいれば、「これを乗りまわす気はないけど眺めてるだけで幸せだから」と、部屋の中に推しキャラの愛車と同じ高価な自転車を飾ってる…というひともいたりするわけです。

なかには、弱虫ペダルの、主人公でもないキャラのことを長々と何本もブログに書くようなやつとかもいますよねww

何をそんなに書くことあるんだって、自分でも不思議なんですが、これでもまだブログに書いてないことも、わざと書かなかったり、書けなかったこともあります。

何回も書こうとしては、結局、途中でやめてしまったものの中に、「今年も救護テントに運ばれただろう鳴子が、そこで見ることになったものや、どんなことを感じているだろうか…?」という妄想がありました。

ちょうど今回の「同期」のテーマにピッタリなので、いい機会だし、今度こそコレを仕上げてみようと思います。

 

 

鳴子の、去年のはじめてのインターハイは、スプリンターなのに山を登り、仲間のために全力を出し切ってリタイアに終わりました。

落車による負傷の手当てのために搬送された救護テントで、鳴子は先にリタイアしていた金城と合流して、そこで小野田の勝利の一報を聞くことになりました。

…ということは、今年も救護テントは似たような場所に設営されていると考えられます。

3日間かけて結構な距離を走るわけだし、ふつうに考えれば、ここからここまでの区間でリタイアした選手はどの救護テントへ…って感じで設営されている可能性が高い。

昨年の山でリタイアした鳴子が運ばれたのは、山の手前で諦めた金城さんと同じ敷地内の救護テントでした。

ならば、おそらく今年もそうなるだろうし、そこには先客がいるはずです。

山の手前でリタイアしたチームメイトの青八木と鏑木、箱学の銅橋の3人です。

青八木と銅橋が同じテントに寝かされ、隣のテントでは鏑木がひとりで大騒ぎしていたこの状況は原作にも出てきました。

山でリタイアした鳴子もそこへ搬送されただろうと妄想しているうちに、なんとも言いがたい気分になっちゃったんですよね。

だって、そこにいるのは全員がスプリンターなんですよ?

その顔ぶれの前で、鳴子が何にも感じないわけないじゃないですか。

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去年のテントにいたのは、総北エース金城さんと箱根学園のエースアシストの荒北さん、スプリンターの泉田でした。

テントに田所の姿がなかったことに鳴子はホッとして、「あのおっさん、落ちたフリして山登っとったんかい!」みたいな憎まれ口を叩いたかもしれません。

チームメイトの金城がいたから鳴子はひとりぼっちじゃなかったし、その時点での鳴子には、自分の仕事をやりきった充実感もたしかにあっただろうと思われます。

自分のことよりも、むしろ山の手前でレースを諦めなければならなかった金城を気遣って、何を言ってあげればいいのか悩んだ可能性も高い。

「後は巻島さんと小野田くんとスカシが死ぬ気で頑張ってますから、金城さんは安心して休んでてください」…なんて言葉をかけるのが精一杯だったかもしれません。

 

そう、去年の鳴子はスプリンターでした。

たしかに山でも活躍したけれど、彼はスプリンターとして全力を尽くしたのです。

2度めのインハイを、今度はオールラウンダーとして走るなんて、その時点では想像もしていなかったはずです。

そして翌年…

今年もリタイアとなった鳴子が搬送された救護テントにいたのは、インハイ初日の最初の戦いで、自身のプライドをかけてスプリント勝負に挑んだスプリンター達でした。

それに気づいた瞬間、鳴子は何を想い、何を感じたでしょうか。

複雑な心境にあっただろうことは想像に難くありません。

スプリンターとして走り、同じスプリンター仲間に迎えられるのと、気持ちはスプリンターのままオールラウンダーとして走り、かつてのスプリンター仲間に迎えられるのとが同じであるわけがないのです。

彼らの前では平気な顔を装いながらも、今年の自分は「スプリンターじゃなかった」事実を嫌でも突きつけられ、再認識させられたのではないでしょうか。

スプリンターに対しては、もとより強いこだわりを持っていた鳴子です。

だからこそ、御堂筋との賭けに負けたことを理由に無理やり思い切り、このインハイでのリベンジで再び取り戻す決心をしていたのです。

けれど、それもあと一歩とどきませんでした。

その忸怩たるおもいと生来の意地っ張りとが、鳴子に最後の最後まで力を与え、彼の走りを支えました。

でも、もうその全ては終わってしまった。

鳴子はオールラウンダーとしてチームのために全力を尽くしてリタイアし、レースの勝敗のゆくえはすでに彼の手を離れてしまいました。

自分はオールラウンダーとしての仕事を成し遂げたのだから…そう一線を引いて、そうすることで密かに疎外感を味わったりはしなかったでしょうか?

もしほんの少しでもそんなものを感じていたとして、スプリンターたちの前で、そんな内心を正直に見せるような鳴子ではありません。

鳴子のことだから、意地でも笑って、いつも以上に明るくふるまったはずです。 

 

 

一方で、彼が全て割り切ってオールラウンダーとして戦ったのもまた事実です。

鳴子には自分がオールラウンダーとして必要とされていることもよくわかっていたし、その期待に応えるだけの働きをした自負もあったでしょう。

がしかし、そのことと、スプリンターの称号の重みとは、必ずしもイコールではないし、そうである必要もありません。

意識しないようにしてきただけで、鳴子にとって《スプリンターの称号》とは、賭けに負けたからといって、そのまま捨て去ったり出来るようなものではなかったのです。

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おバカでお子ちゃまな鏑木が、空気の読めないアホな発言でテント内の微妙な空気を引っかき回しても、精神年齢がもう少し大人な残る2名は、わざと黙っているかもしれません。

オールラウンダーに転向したといっても、鳴子もまた自分たちと同じ気質のスプリンターであることは明白なのですから。

事情の詳細までは知らなくても、自分が鳴子の立場だったら何を見、どう感じるかぐらいのことは、ほんの少し考えてみれば、大体のところは察しがつくはずです。

むろん、そんな無言の気遣いを察知すれば、おそらく鳴子は、逆にいたたまれない気分になっただろうと思われます。

だからそれを読まれてしまわないように、鏑木に負けず劣らずのお調子者らしくふるまって、彼らの知らない山での攻防を、真に迫った実況中継みたいな口調で語ったかもしれません。

同着2位に終わった初日の表彰式のステージ上でも、そこにいた間は、完全に本心を隠して笑ってみせていたように…。

 

 

青八木にも、相棒兼キャプテンの手嶋経由で、鳴子が今年はオールラウンダーとして走ると聞いた時から、彼なりに思うところがあったかもしれません。

田所がいた頃には、鳴子とはクリテリウムで競い合ったスプリンター同士なのですから。

青八木にとって、はじめてのインハイは自分のことでいっぱいいっぱいで、鳴子のことなど考えている余裕なんかなかったかもしれません。

それでも部の先輩として、こんな時ぐらいは青八木も、鳴子に何か言葉をかけてあげようとするのでは…?

それとも、何もかける言葉を持たず、不器用で無口な先輩らしく黙ったままだったのでしょうか…。

青八木の人物像については、手嶋の相棒で無口なやつという以外はよく知らないので、この辺りはわかりません。

ここでようやく手嶋の存在を思い出し、山岳ステージを獲った手嶋もまたリタイアして、先にこのテントへ運ばれている可能性に遅ればせながら考え至りました。

 

となると……?

リタイアした鳴子が救護テントへ搬送されてきた時には、ベッドで点滴でもされている手嶋と、そばに付き添っていた青八木と鏑木に迎えられる…そんな展開が待ち受けていたかもしれません。

手嶋は自分がボロボロでも、主将らしく鳴子をねぎらい、気遣ってみせるかもしれない。

初日の表彰式の後も、小野田に鳴子を探しにやらせたぐらいには、そこそこ目端もきく手嶋です。

がしかし、あいにく手嶋のレベルでは、鳴子の本心までは推し量れたかどうか疑問というか、まず無理でしょうね。

だって手嶋は、小野田の本気の登りを最終日の今日まで見たことがなかったのと同じく、リタイアを覚悟した鳴子の本気のそれも見たことがないのですから。

彼は知りません。鳴子の鬼気迫る、リタイア覚悟の命がけの登りのスパートを知っているのは、すでに卒業した巻島と、小野田と今泉だけです。

さらに鳴子には、仲間は誰も知らない個人的な経緯や事情もありました。

初日のゴールスプリントで、僅差で負けた鳴子が逃したのは、1位の黄色いゼッケンだけではありませんでした。

 

鳴子が御堂筋との勝負に勝って取り戻すはずだった、大切なスプリンターの称号は、あの瞬間、ふたたび彼の手からすり抜けていきました。

仲間たちは、大阪での鳴子と御堂筋の勝負を知りません。

とうぜん鳴子の言葉にしがたいほどの悔しさも、失意も、彼の本当の強さも、仲間の前では見せなかった涙の理由も…誰ひとり知らないのです。

ましてや手嶋は、ここまでずっとセンスがないと言われ続けてきた凡人でした。

それが今年のインハイではクライマーとして活躍して、幻に終わったとはいえ、初の山岳ステージを獲って、抑えきれない達成感や幸福感を噛みしめているところでしょう。

そんなものは顔を見ていればわかります。

だから、やはりここでも鳴子は、平気な顔で、いつも通りにお調子者ぶってみせるしかないんだろうな…と私は推測せざるを得ないのです。

いつも通りのフリを続けるのに耐えられなくなったら、落車した時のケガの痛みや疲れのせいにして、仲間たちに心の内を悟られないように、タオルをかぶって寝たふりでも決め込むかもしれません。

鳴子章吉とは、そういう人物ではないかと、私には思えてならないのです。

 

 

そんな鳴子の心の中を占めているのは、自分がこうしてる今もまだ戦っているはずの今泉と小野田への想いです。

結局、本当の意味での鳴子の仲間は、今泉と小野田のふたりだけなのでしょう。

チームメイトだって同じ仲間には違いありませんが、相手によって、かける言葉や委ねる想いに違いがあるのは当然です。

それは《チーム2人》でも、《総北トリオ》でも同じことです。

最後はきっと小野田が勝つと信じながら、吉報が届くのを、ワクワクしながら楽しげに待ち続けるチームメイトのすぐそばで、ひとり鳴子だけがきつく唇を噛みしめ、想いは同じでも、ずっと寝たフリを続けているかもしれません。

鳴子だって、叶うことならあの2人と一緒に最後まで走っていたかったに違いないのです。

その場にいる者たちの中で、唯一それが可能だったのは鳴子だけなのですから。

けれど彼は今ここにいて、すでに自分のレースを終えてしまっています。

仲間を勝たせるために自分を犠牲にしたことに後悔はなくても、スプリンターとして戦った者たちを前にすれば、さまざまなおもいがこみ上げてきたって当然なんです。

鳴子にとって、スプリンターとはどういうものなのか、おそらくそれを本当に理解できる者がいるとすれば、先輩の田所ぐらいのものでしょう。

だから何も言わない。誰にも悟らせない。

鳴子は派手好きのお調子者らしく、普段はなんでも言いたい放題しているようでいて、じつは鏑木ほど考えなしにものを言うタイプではありません。

まっすぐな性分の延長で単純なところは単純にできていても、単純バカなだけではないのが鳴子章吉なのです。

 

 

私にとって鳴子が特別なのは、彼がチャーミングだったり、カッコイイからとか、彼の精神が鋼のごとく強靭だからとかじゃないのです。

それら全てが鳴子の特性だと知っているし、もちろん認めているけれど、私の目には、もっと別のものが映るのです。

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ここまでやっても自分は勝てないのかと、ひとには見せなくても、おそらく感じているだろう彼の落胆や悲哀をおもうと、胸が締めつけられるような気持ちになります。

勝つためならば、自分を犠牲にしてでも仲間に託すという割り切りができるところも、本心を隠して意地でも笑ってみせるようなところも、鳴子章吉というキャラのもつ人間くささも葛藤も、私には、リアの友人知人と大差ないほど近しく感じられるのです。

例えば、リアで何年付き合っていても、表面的な友達関係以上には発展しない相手もいれば、「こんな一面もあるんだ」という経験をくり返して、いつのまにか無二の友人となる存在もいます。

私にとって、鳴子章吉とは、「フィクションの世界の住人」だろうと、後者の側に近い存在なのです。

 

まぁ、鳴子がフィクションの世界の住人である以上、「こんな一面」の大半は私の勝手な妄想なんですけどねw

小野田が今、カタツムリの歩みのごとく進まない時間の中で、長いゴール前の戦いを余儀なくされているのと同じように、鳴子もまたおなじ長い長い時間を、こんな風に過ごしているのかもしれない…。

それを思うとやはり胸が痛みます。

ならもう、なんでもいいから早く終わらせてあげなさいよ、って、そんな風におもうのはおかしいですか?

 

 

う〜ん、やっぱりこういうトーンとオチになっちゃいますね。

この話は何回やり直しても結局こういう感じになってしまうので、書かずにボツにしてたんですけどねww

ちょっとSFっぽさを持ち込んでみたり、スマホの同期から思いついた適当な持論を展開したりもしてみたけれど…もうコレはこれでよしとします。

 

 

 

 

 

 

ハイキュー!!コミックスのオビの宣伝が毎回ハンパない話

 

 

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本日はハイキュー!!【アニメ5周年記念‼︎ SEIKOコラボウォッチ】発売日でした。

アニメグッズに興味ないので、この種の情報はスルーの私なのですが、今回興味をひかれた理由は、この腕時計のカラーにありました。

2色同時発売。烏野オレンジはわかるけど、もう1色は、なにゆえ音駒の “赤” にしなかったのでしょうか?

青城グリーンなんて、春高あたりからハイキュー!!にハマった新しい読者には、「青葉城西ってどこだよ?」って感じなのでは?

音駒戦が終わったばっかなんだし、ここはやはり音駒色だったと思うのですが(でも買わないけどw)

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コミックスのオビにあった画像がこちら。

 

 

う〜ん…これはやはり「グッズは青城が売れ筋」だからなんでしょうか💧

及川さんが久しく本編に出てこなくなっても、今も及川徹LOVEなファンは健在だってデータに出てるし?

彼が出てこないからこそ、グッズにお金を惜しまない及川ファンがコレクション目的で買う可能性が高いし?

ハイキュー!!グッズ関連部門は「なにわの商人」ですか💦

 

私はコミックスのオビまできっちり残す派だからおもうのですが、(仮称)【グッズ販売とメディア展開事業部】は商売上手すぎですね。

その部署がS社かJ誌編集部のどっちに属するのか、それらしい部門が本当にあるかどうかも知りませんけれども。

アニメ化を遅らせて、原作は立ち読み派だった私にコミックスを揃えさせただけでも、S社もJ編集部も十分に商売上手です。

しかもそのコミックスのオビの宣伝が、毎回ハンパないシロモノときてるんですよね。

 

 

「オビ」とは、コミックス初版分に付いてくるコレのことです。

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コミックス裏表紙の(オビつき画像)

黄色い部分がオビで、オビは漢字で書けば「帯」です。理由はわかりますね?

 

オビは、コミックスや書店にによっては付いてなかったりもするので、気にしてないひとのほうが多いと思うけど…コレならどうですか?

 

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コミックス37巻(オビなし)

 

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コミックス37巻(オビつきバージョン)

 

アリとナシではぜんぜん違うでしょう?もっと詳しく見たいひとは『コミックスを買いましょう!』(書店で実物を見るのもOKです)

私はジャンプ編集部のまわし者ではありませんが、オビつきの本がズラリと書棚に並んでいるのを見るのは、それなりに気分がいいものです。

 

今はKindleも多いし、本が売れない時代らしいですが、それでもマンガとハウツー本だけは売れてるそうです。

ネットで全て完結せずに、コミックスを買って読む派の感覚だと、オビのこの宣伝は、例えるならば「ご一緒にポテトもいかがですか〜」感がものすごいんですよね(笑)

なんとしても、もっと売り上げをあげたい出版社や編集部の気持ちが、情報過多のオビを見るだけでひしひしと伝わってきます💦

 

一般書籍の場合のオビは、その本を勧めている著名人の画像や書評、その本が何かの賞を受賞したというような内容が大半を占めます。

これが文庫本やライトノベル、コミックスになると、オビはあからさまな広告媒体として、告知スペースや宣伝、販促ツールなどに徹底的に活用されます。

よくあるのはイベントの告知やグッズの宣伝で、その他に「応募券を集めてプレゼント」だの「抽選に参加しよう」というパターンもありますね。

『このオビに付いている応募券と来月発売の別の本のオビに付いてる応募券の2枚を集めれば、応募者全員に限定の★★をプレゼント!または☆☆に応募できます!』というアレです。

ハイキュー!!に限ったことではなく、昨今のコミックスはみんなこうなのでしょうか……?

 

これも平成の遺産のひとつか、もしかすると昭和の頃からあったかもですが、なんだか凄まじい生存競争の渦中にある出版業界の世界観を垣間見たような気分ですよね💦

まぁ素直に歓迎して乗せられる者ばかりでなく、やりすぎると逃げ出すお客もいるので、何事もほどほどでお願いします(笑)

 

 

 

 

 

ハイキュー!!の魅力は、ビタミンキャラと破綻しないストーリー展開にある。

 

 

ハイキュー!!の魅力や面白さって、大きく分けて2つあると思うんですね。

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① 仲間だけでなく、読者や視聴者まで元気にしてくれるビタミン要素をもったキャラ達。

② 波乱つづきでも決して破綻しないストーリーと、予定調和を崩さない物語展開。

対鴎台戦が始まって、最近のハイキュー!!はすごく盛り上がってきました。

アニメ4期も決定して、「リアル小さな巨人対決ついにキタ〜ッ」な展開に突入ですからね。

私の当初の予想では、烏野は音駒戦まではどうにか勝ち進む。が、その次の対戦あたりから実力不足を次々に露呈してしまう。

日向と影山のコンビは、「小さな巨人」星海を擁する鴎台に歯が立たず、烏野はここで敗れて春高を終える(個人的な予想です)

途中で負けはしたけれど、この春高で多くを吸収して烏野は成長し、宮城に戻って3年生は引退。そして卒業。

年度が変わり、新たに次世代メンバーを加えて “新生 烏野 version2” がインターハイに向けて始動する……というあたりまで予想してたんですけどね(笑)

 

 

ここまでくると、予想が当たって烏野が敗けたらイヤだなぁと思う反面、「ここは敗けても次で勝つ」のがハイキュー!!だからねえ、と、ファンの気持ちは千々に乱れます。

鴎台に敗けるか、どうにか勝っても次で敗けるか、どちらにしろ『ここらで敗れて春高を終える』展開じゃないと、私は烏野には、ここで全国優勝まではしてほしくないんですよね。

だって「ここで勝ってしまったら、この先そんなに続かない」気がしませんか?

優勝してそこで物語が終わるわけじゃなし、まだまだこの先を続けるつもりなら、やっぱりここでいきなりテッペン獲ったりするのはダメだと思うんです💦

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そもそも烏野のここまでの成長は、インターハイの県予選で青葉城西に敗けたことに端を発してます。

日向と影山が烏野バレー部に入部した時点じゃなく、青城にあと一歩およばず敗北してしまった…そこからの再生あっての今なんですよね。

ためしにインハイ予選で青城に勝っていたらどうなっていたかを想像してみるとわかりますが、あの時点での烏野では、白鳥沢には全く歯が立たなかったはずです。

となると、春高予選では、リベンジを誓った青葉城西に今度は烏野が敗れるか、たとえそこを勝ち抜いたとしても、すでに一度戦ってデータをとられてしまっている白鳥沢には勝てずに終わった確率が高い💧

春高予選前の音駒や梟谷との合宿はあったとしても、青城に敗れたことで奮起した原作の展開どおりにはいかなかったのではないか…?と思うんですよね。

だいいち、もしも県予選で烏野が青城に勝って決勝に駒を進めていた場合、日向は今も目をつぶったままスパイク打っていそうな気がしませんか?

てゆーか、春高予選のあとで、このままじゃダメだからって《新・変人速攻》に取りかかっていたのでは、確実に今回の春高には間に合っていません。

それ以前に、その “武器” が完成していなければ、そもそも県予選の決勝で白鳥沢に勝てたはずがないんです💧

 

さらに言うと、そういう展開なら影山の全日本ユース合宿も、日向の押しかけ選抜合宿も、そこでの人間関係もろもろも、一切合切のすべてが無に帰ってしまう可能性も出てきます。

どういうことかというと、白鳥沢での選抜合宿あっての「日向のレシーブ」や、ミヤアツム発言による影山の 「お利口さん」の自覚などなど、この春高で勝ち進むために必要だったアレもコレも全てに影響が及んでくるわけです。

ようするに、ここで烏野が全国優勝してしまうと、勝つことによって、敗けた場合とは全く異なる展開が待っているということです。

この春高で、あれだけの人数のキャラを出して次のインハイへの伏線を張り巡らせたのは、ここで烏野が勝って物語が終わるためじゃないと思うんですね。

物語がこの先も続き、烏野が今後さらに強くなるためには、やはりここらで敗ける展開になってるんじゃないか…って私は考えるのですが💦

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対音駒戦は、3年生がいる間に一度は勝っておきたかっただろうから、ここは勝つと読んでいたひとも多かったのでは?

そこへたどり着く前に、宮兄弟など全国大会レベルの強豪と戦ったことも、現在進行形で絶賛成長中の日向や烏野のプラスにはたらきました。

初戦でいきなり音駒と対戦していたら、研磨の戦略に軍配が上がっていた可能性も決して低くなかったと思うんですよね。

そうなる前に強豪と戦った経験が、余すところなく烏野メンバーの血や肉となって、春高での戦いを支えてきたわけです。

だったら、今回の春高では勝てずに終わっても、次のインハイで今度こそ優勝する…という展開のほうが無理がないし、ファンの期待も高まるのでは?

そのインハイの予選となる県大会でも、白鳥沢での選抜合宿に乗りこんだ日向のおかげで、対戦校の選手達との絡みもあれば、こちらも複数の伏線が張られています。

本来であれば、倒すべきライバルであるはずの地元の強豪チームの選手たちが、春高での烏野の活躍をチェックして、それぞれに日向を応援している姿は実にほのぼのしますよね。

新メンバー体制で戦うことになる県予選も、軽く流すか、じっくりやるのか、そのあたりの展開にも期待は膨らみます。

いっそ次は烏野が負けて、全国大会は次の春高か、その次のインハイに持ち越しという展開だってあるわけです。

それらを経て3年生になった変人コンビが、ついに烏野をインハイと春高の連続制覇に導く!…だったりしてw

ハイキュー!!のストーリーや構成は、こんなふうに先々まで、どんな展開でもやれるように、練りに練って考えられているようです。

 

その根本にあるのは、敗けて悔しいおもいをしたぶんだけ強くなって、『必ず次は勝つ!』という予定調和の完成形です。

予定調和の中での波乱や、想定外の展開はあっても、ストーリーがブレたり破綻することなく進行してゆくのは、要因となるそれが根底にあるからだと思うんですよね。

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ハイキュー!!には、「こいつら見てるとこっちまで元気になるんだよね」って感じのビタミンキャラが、いっぱい出てきます。

不思議なことにハイキュー!!には、自己中すぎたり、個性的すぎるキャラは、ほとんど出てこないんですよね。

個性的レベルも、MAXでせいぜい天童か及川さん止まりだし、「自己中の王様」影山だって、本質はぜんぜん素直で可愛いレベルじゃないですか。

天童もどうやら意外とまじめなやつみたいだし、及川さんはどこか抜けてるし?

最近は月島も嫌なやつに徹しきれてないし、音駒の脳でクセ者の研磨も、とどのつまりは夢中で遊んでる子供みたいな印象でした。

あまりに個性的すぎて、ストーリーが破綻しかねないような影響を及ぼすレベルのキャラは出てこない…それがハイキュー!!キャラの基本設定のようです。

 

別の言い方をすれば、日向だって影山だって、今よりちょっとだけ『変人レベル』の方向へ踏み込めば、烏野が一気にバージョンアップすることも可能なんですよね。

でもそれはやらない。リアルバレーから大きくかけ離れた超能力じみた進化はせずに《変人速攻》だけでやめておく。

そっちへ行けばまったく別のハイキュー!!にスイッチできちゃうのですが、わざとそこへは行かない主義とかなのかもしれません。

天才影山が自分のことを天才だとは思ってなくて、全ては「地道なトレーニングと練習の成果」だと普通に思ってるみたいに、妙に地に足がついたキャラが多いのもハイキュー!!の特徴です。

まぁ確かにあんまり強烈すぎる個性の選手だと、狭いコートで仲良くバレーやるには、ちょ〜っと不向きな感じがしますよねw

 

 

ハイキュー!!には女子もいっぱい出てきて、彼女たちにもちょこちょこスポットライトが当たります。

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たった3日間のインターハイのレースをいつまでやってんだ?な某マンガと比較すると、ハイキュー!!の女子キャラは、あそこまであからさまなお飾り扱いはされていません。

例えるならば、ハイキュー!!が《ワンピース》か《幽遊白書》なら、弱虫ペダルは《クローズ》か《WORST》か?ぐらいに、キャラの女性比も扱いも異なります。

ひょっとすると、これは出版社レベルでの政治的カラーや人権意識なんかへの配慮が、マンガ家の作品にまで関係していたりするのでしょうか?

欧米のアニメや映画では、白人男性ばかりが活躍すると、人種差別や女性差別問題が紛糾するからと、必ず女性と黒人と東洋系を主要メンバーに入れるとかって話を聞いたことがありませんか?

少年ジャンプクラスになると、そういう部分での配慮も社の規定にあったりして、そこは守るようにマンガ家に要求したりしているのでしょうか…?(ただの思いつきです)

そんなことまで考えるのは私ぐらいかもしれませんけどね💧

 

もう少し女子キャラの話をすると、じっさい、作品中で試合やレースを戦ってるのは「男子」高校生なわけです。

男子チームのメンバーに女子はいませんから、とうぜん女子の役柄や出番は限られてきます。

それでも女子キャラにもスポットが当たるのは、「作者がちゃんと女子キャラの存在意義を考慮しているから」だと思うんですよね。

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烏野メンバーにとってのマネージャーの存在の大切さだとか、応援団筆頭の田中の姉や、音駒メンバーの姉妹など、ちゃんと女子キャラもいい味出してるのもハイキュー!!の魅力のひとつです。

他にも、ハイキュー!!は、コーチや監督、各校の応援団も、みんないい味だしてますよね。

登場するキャラの人数だけでも半端ないのに、作り手側のキャラへの愛が滲み出ているというのか、この作品の作者は、脇役やモブもひとりとして疎かにしない主義でもあるようです。

それもまた、ハイキュー!!の魅力のひとつであるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

セイロンかカシアか?私がGABANのシナモンをイチオシする理由

 

 

GABANというブランドの業務用スパイスを知らないひとは、そんなにいないと思います。

料理をしないせいで、すぐにはピンとこないひとでも、あの容器をみれば「それ知ってる!」と思うのではないでしょうか。

あの容器も含めて、私はGABANのシナモンが大好きなので、では何故GABANなのか?というこだわりについて書いてみようと思います。

 

シナモンが薄毛や抜け毛に効果ありだという情報は、数年前からテレビでも特集されたりしてるし、もう有名ですよね。

毛細血管を修復してくれたり、アンチエイジング目的のサプリがわりにシナモンを摂取すれば、肌も髪も綺麗になるし、血糖値が気になるひとにもおススメなんだそうです。

「何で?」って気になったひとは、詳細は自分でネットで検索してみてください。

効能、効果については、細かく丁寧に書いてるブログがいっぱいあるし、通販サイトのレビューも参考になります。

もうひと手間かけて、自分で色々チェックしてみると、意外な発見があるかもしれません。

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ここでは成分や作用はすっ飛ばして、まずはシナモンを使ったおススメの食べ方からご紹介します♪

 

★りんごをひとくちサイズにカットしてレモン汁を振りかけてレンジで温めて、シナモンを振りかけて食べる(好みでハチミツをプラスしてもOK)

★トーストしたパンにバターを塗ってシナモンを振りかける(こちらも好みで甘みをちょい足ししてもOK)

★熱い紅茶にシナモンをよく溶かして、ミルクを加えてシナモンミルクティーにして飲む(甘みはご自由に)

 

甘みについては、ハチミツはオススメですが、個人的な意見としてなら、砂糖は使わないほうが良いと考えています。

が、砂糖よりもハチミツがいいとか、オリゴ糖だとか、そんなのは自分の好きにすればいいことだし、最初から甘み無しでいけば、甘みなしのシナモンの味と香りを脳が認識するので、そういうものだと思ってしまいます。

甘みとセットのシナモンに慣れてしまうと、「シナモンシュガー」のような味でないと、シナモンパウダー単品では物足りなく感じてしまうようになるかもしれません。

シナモンを頻繁に摂取するようになれば、避けては通れない問題にもなってくるので、ここは使い始めの段階から考慮しておくことをおすすめします。

 

余談ていどに付け加えておくと、輸入物の安すぎるハチミツを使うぐらいなら、牛乳を豆乳に変えるほうがまだカラダに良さそうな気がしますね。

シナモンミルクティーをすすめるのも、理由は「私が豆乳ラテ系はあんまり好きじゃないのでよく知らない」からです。

大豆イソフラボンの効果も知らないわけじゃないし、たとえば豆乳が好きで、ラテも豆乳派なら、「豆乳にすればいいんじゃないの?」と思うだけです。

ハチミツもですね、シナモンと組み合わせるといいとか聞きますが、う〜ん、私はそこまでメディアの煽りに乗ってあげる必要はないと思うんですよね。

スーパーで普通に売られている数百円ぐらいの安物(失礼💦)だと、混ぜ物や添加物なんが逆にカラダに悪そうな気がするし、ここでは安易におススメはしないでおきます。

『シナモン+はちみつ』の組み合わせが最強だといっても、医療分野での効果やデータが強調されているのは、おそらくは『最高品質か、それに近いシナモンとハチミツの組み合わせ』のはずです。

そんなセットを一般人が継続的に購入できるような値段で手に入れるのは、ちょっとばかし困難な感じがしませんか?

だからここでは、お手頃価格で品質も良い「GABANのシナモンをイチオシする理由」を書いてるわけです。

人によっては、ハチミツ代を節約して有機セイロンシナモンを買うという選択だってアリだと思います。

ということで、ハチミツにもこだわりたいひとは、各自で「蜂蜜」を検索なり情報収集するなりしてくださいね(毎回これだよw)

 

 

シナモンに戻りますが、よく見かける小瓶のシナモンには粗悪品も多く、溶けにくいし、割高なのに味も香りもイマイチだったりするので、今から買うなら、業務用のGABANのシナモンがおススメです。

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マレーシア産原料使用(実際にはセイロンと数ヶ国の何種類かのカシアのブレンドらしい)のGABANのシナモンは、毎回少しカップの底に溶け残ってるけど、まぁまぁ溶けるほうです。

カップの縁に付着したり、溶けきれずにカップの底に残ったものも、混ぜ方を工夫したり、少し残した紅茶をカップの中でぐるぐる回して混ぜれば飲みきれるから大丈夫。

そんなになってても、GABANのシナモンだと飲むのがキツいような味やにおいじゃないんで、カップの底で濃縮されてても普通に飲みきれちゃいます。

ここだけの話、スーパーで普通に売ってるコショーや七味なんかと同じ小瓶サイズのシナモンは、腹がたつほどぜんぜん溶けません!

それにメーカーや原産地によっては、飲んだ後になんか口に残るというのか、GABANのシナモンとは明らかに品質が違うようです。

試すだけならアレでいいかと考えるひともいると思いますが、万がいち粗悪品を買ってしまったら後悔するし、効果を期待する前に飲むのがイヤになるかもしれないので要注意です。

 

 

ちなみにシナモンがどのくらい髪に効いてるのかはまだよくわかりませんが、GABANのシナモンを使いだしてから、私の末端冷え性と肌の質感は確実に状態が改善しました。

普段からお菓子と紅茶と冷凍食品が主食みたいな偏った食生活をしていて、いろいろ使うとすぐにかぶれるからニベアぐらいしか使わない(しかもしょっちゅう使うのを忘れる)私のお肌も、以前よりもいい感じになってきてます。

食事が偏りがちだったり、生活習慣に問題があったり、あと40歳以上の年代のひとなんかは比較的早く効果が現れるみたいです。

興味を持ったひとは、まずはネットでシナモンについてよく調べてからお気に入りを購入して、試しに半月から1ヶ月ぐらい続けて飲んでみてはいかがでしょうか。

不摂生に自信がある(笑)なら、適量を毎日つづけて飲んでいれば、そのくらいで効果がわかるかもしれません。

規則正しい健康的な生活をしているひとは、効果がわかるまでもう少し時間がかかるかも…?

 

薄毛や抜け毛は、20代ぐらいまでは毛細血管の修復機能がそもそも高いので、おじさんならわりと早く効果が出ても、若いとあんまりよくわからない的な意見が多いようです。

年齢や性別を問わないおススメとしては、就寝前にシナモン入りのホットミルクを飲むのはいかがでしょうか。

毛細血管は眠ってる間に修復されるので効果をより期待できるし、シナモン効果でよく眠れるので、体調が良くなったり、睡眠不足解消にもつながるみたいです。

眠る寸前までスマホを触ってるなら、シナモン入りのホットミルクが意外と効果あるかも?

 

 

ところでGABANのシナモンは、私が使ってる180グラムでも紅茶缶ぐらいの大きさです。

高さがないのでまだOKだけど、ひとり暮らしのキッチンには、置き場所に困るぐらいのBIGサイズです。

真ん中がそのシナモンですが、これが180グラム缶で、サイズは500ミリペットボトルよりもひとまわり大きく、リーフティーの紅茶缶とほぼ同じなんですよね💦

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通販サイトで普通に見かける300グラム(ほぼこの2倍)のサイズだと、高さがあるぶんペットボトルよりもデカいし、置き場所に困るどころの大きさじゃないという認識が必要です。

GABANのシナモンは『業務用』なので、通販で買うときにはサイズに気をつけたほうがいいです。

通販サイトの画像では、実際の大きさまではよくわからないんですよね💧

300グラムサイズは、普通の感覚だと、送られてきた箱を開けたらビックリします(笑)

 

もうひとつ考慮しておくべきは、いくら肌や髪に良くてもシナモンの摂り過ぎには注意が必要だという点です。

どんなシナモンも、1日の摂取量は小さじ半分から一杯ぐらいにしておくのが無難だと思います。

だって、長いこと生薬としても扱われてきたスパイスなんですから。

普通に考えても、スパイスや生薬を大さじ一杯は摂りすぎだって思いますよね?

量を摂れば効果が早く出るとか、よく効くわけじゃないので、効果のほどは、あくまでサプリぐらいに考えたほうがいいです。

それならサプリを飲むというひともいるだろうけど、サプリのほうが手軽なぶんだけ、過剰摂取の危険性が高くなりがちなことは知っておくべきでしょう。

セイロンシナモンじゃないと、カシアはクマリンの過剰摂取で肝障害になる…みたいな情報が気になるひとの場合は特にです。

 

 

気にかけるべきは、カシアかセイロンかよりも、成分が濃縮されたサプリメントを飲みすぎることで、無自覚なうちにクマリンの過剰摂取の危険が高まることです。

セイロンシナモン人気で、今ではベトナム産はクマリンが多くて摂りすぎると危険という情報も出回ってしまっています。

じゃあ売れないベトナム産はどこで使っているのかって、想像してみたことありませんか?

そのままじゃ売れないとなれば、加工品にされて売られている可能性を疑うべきです。

私は妄想力たくましいので、ついついその種の突っ込んだ具体的な想像をしてしまうんですよね。

原材料はセイロンシナモンだと表記しつつも、実際にはクマリン含有量が多いベトナム産のカシアを安く仕入れて使用している産地偽装のケースもあるかも…?みたいなことをです。

もしもそんな製品でも、サプリになっていれば消費者にはわかりませんからね。

 

スパイスとして販売されているシナモンと異なり、サプリには目安となる使用量が設定されているのが普通です。

その使用量を守る前提で製造されているサプリならば、クマリンが多い品種を原材料に使用していても特に問題はないはずです。

しかしその場合、早く効くようにと、購入者が自己判断で勝手に2倍量のサプリを飲んだりすると、クマリンの過剰摂取による副作用の心配が出てきます。

高価なセイロンシナモンなら量を気にせず摂取しても平気だけど、ベトナム産カシアは、1日に小さじ半分ぐらいでないとダントツでクマリン含有量が多いので過剰摂取の危険性が高いと言われています。

こうした知識をもとに摂取するのであれば、どの品種を選んでもさほど心配はありません。

大事なのは、サプリだろうとパウダーだろうと、摂取量さえ守っていれば、ベトナム産カシアであっても、そこまで神経質になる必要はないという点です。

いちばんヤバいのは、早く効果を出そうとシナモンパウダーを使いながらサプリも飲むことでクマリンの過剰摂取の危険性が一気に高まることです。

そうならないためにも、サプリはサプリだけで飲み、シナモンはシナモンだけで摂取するほうが安全です。

ここはカシアもセイロンも関係なく、最低限の知識として知っておくべきです。

 

 

GABANのシナモンはマレーシア産と表記されていますが、クマリンだけならマレーシア産よりも中国産のほうが少ないようです。

どっちの産地のシナモンが安全だと思いますか?

私ならクマリンの量よりも、原産地での栽培手段や空気や水質の安全性も気になるところなんですけどね。

大体そんなことを言いだしたら、カレーパウダーや既製品のカレールーに使われているスパイスの原産地や品質だって、いくらでも疑えるわけです。

そうなると、じゃあ市販のルーでカレー作るのは危険なの?みたいな話になってきますよね。

今までそのカレールーを使ったカレーをどれだけ食べてきたんですか?

ちゃんと調べれば、クマリンにも抗酸化作用があって毒物ってわけじゃないし、問題は「過剰摂取」であって「クマリンが少ない高価なセイロン産じゃなきゃ安心できない」ってわけじゃあないんです。

セイロンシナモンだから安心だと信じて大量に使っていたら、ある日突然、業者による産地偽装が発覚するケースだって皆無というわけではないですから。

 

まさに「それっぽい例」を某大手通販サイトのレビューで見かけました。

「セイロン産のシナモン」を買ったのに、粒子が粗いの香りが弱いの、ほかの店で買ったセイロンシナモンとは全然違うというクレームが比較用の写真付きで投稿されていたんですよね。

原材料は同じでも、現地での加工の段階で挽きが荒くなったとか、メーカーの回答らしきものも載っていたけれど、真偽のほどはさておき、世の中そんなものだと思いますよ。

GABANはそもそもプロが使う業務用で売ってるわけだし、問い合わせには、配合の割合は秘密でも、セイロンシナモンと数種類のカシアとのブレンドの製品だと答えています。

大手通販サイトでいろいろ見てみればわかりますが、有機セイロンシナモンにもピンキリがあるようで、かなり高価なものからお手頃価格までいろいろです。

私なら、飛び抜けて高価すぎるものも、有機セイロンシナモンを謳いながら低価格すぎる製品も、両方とも疑ってかかりますけどね。

むしろ大手メーカーがきっちり品質管理してて、工場で正確に分量の配合や加工をして大量生産してるシナモンのほうが、オーガニックの名のもとに、地元の業者の加工の具合で品質が不安定になりがちな製品よりも、よほど安心なんじゃないかと考えます。

別にGABANのまわし者じゃないけど、あの容器のデザインやカラーリングも気に入ってるし、価格もお手頃だと思うので、私はセイロンシナモンとカシアブレンドのGABANで満足しています。

てゆーか、外食したら、昨今の日本の店で使われてる業務用シナモンは大抵コレなんだし、通販サイトでの大容量サイズの普及ぐあいから見ても、過剰摂取さえしなければ、安全性に特に不安はなさそうに思えますけどね。

 

ただし、GABANを買うのなら、初心者は「とにかくサイズに気をつけて!」が、私からのアドバイスです。

何度も言いますが、GABANは業務用スパイスだから、とにかくそもそもの製品サイズがデカいのです。

加えて、本体はそこまで高価じゃないけど、缶入りだし食品扱いだから、配送にはメール便じゃなく宅配便を使っているケースが多く、購入にはそこそこ送料もかかります。

だったら長持ちするようにデカいの買っとこうとか、まとめ買いしようと思うかもですが、レストランやカフェのオーナーでもない限り、シロウトが早まっちゃいけません!

初心者はぜんぶ使いきらないうちに賞味期限がくる可能性大だから、まとめ買いは自分がどの程度なら定期的にシナモンを摂取できるのか、ちゃんと消費量がわかってからのほうが無難です。

パンやケーキづくりが趣味とかでない限り、180グラム缶だって、ひとりじゃそうそう簡単に使い切れるシロモノじゃないですから。

賞味期限が残り少なくなってくると、しまいには何にでもシナモンをかけて食べるようになって、そのうちうんざりしてきます(笑)そして、気づいたら放置してる間に賞味期限が…というパターンですね。

あるいは、大容量だからと景気よく使いすぎて、ついつい過剰摂取に陥る危険性もないとは言い切れません。

この辺りは自己責任でおさえておくべきポイントではないでしょうか。

 

使い方としては、他にもシナモンコーヒーなんかもおススメみたいですが、私はシナモンミルクティーは美味しいと思うけど、コーヒーはイマイチだと思います。

私はグールじゃない(?)から、そもそもあんまりコーヒー好きじゃないしw

シナモンは、コーヒーに入れるよりも、ラムレーズンのアイスクリームに振りかけたほうが美味だと思います。

これは一度ためしてからヤミツキになりました。

他にも定番だとカレーに入れるとか、魚や肉のソテーに使ってみるなど、実験気分でいろんな組み合わせを試してみるのも楽しいかも…?

こんな長い記事をここまで読んでいるのなら、ちょっと試してみようとか、前にも1度試したけど、いつのまにか忘れていたシナモンをまた摂取してみようかな…とか思っていませんか?

ならばチャンスです。

通販サイトで調べてみればわかりますが、GABANのシナモンは大容量で価格もお手頃です。

シナモンなら、コスパ最高のGABANのシナモンを私はおススメします。

 

 

 

 

 

 

【ONE PUNCH MAN】アニメ2期始まりますよ〜♪

 

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4月2日より、TV東京系の火曜深夜1時35分からアニメワンパンマン2期が始まります。楽しみですよね〜♪

4月11日正午からNetflixdアニメストアでも配信開始するという噂も…?dアニメは3月から1期の見放題配信もやっていますしね。

GYAOでも追っかけ配信してくれないかなぁ。そしたら無理して夜中まで起きてなくても、誰でも好きな時に無料でスマホで観られるのにね。

深夜1時半なんて、ふつうの人間なら寝てる時間だってば💧

まぁ私は多分 dアニメでワンパンマン2期を観ることになると思いますけど。

 

 

ワンパンマンを知らないひとはそんなにいないと思いますが、いちおうザッとご紹介しちゃいます。

このひとが主人公の「ワンパンマン」ことサイタマ氏です。

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プロのヒーローのサイタマ氏は基本こういう感じのひとなのですが、

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たま〜にこんなだったり、

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こんなふうだったりも…

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…します。

どんな敵も一撃(ONE PUNCH)で倒してしまうからワンパンマンなわけで、お子さまのヒーローの某アンパンマンとは関係ありません(たぶん)

 

ヒーロー協会所属の「プロ」のヒーローになる前から、『趣味でヒーローをやっていた』サイタマ氏ですが、アニメ1期のラストで全宇宙の覇者(だっけ?)を倒してしまうと、結局また『趣味と実益を兼ねてヒーローやってる』設定に戻ってしまいます。

サイタマ氏の “常人ではありえない非常識な強さ” に感服して弟子入りを切望した、真面目なサイボーグのジェノス君がそう紹介してましたから(笑)

この《鬼サイボーグ》ことジェノスも、そのへんの有象無象とは格も実力も桁違いの強いヒーローです。

そんなジェノスが押しかけ弟子入り志願をするほどに、無論サイタマ氏はサイボーグもおそれいるほど超強い人間なのですが、その容姿もさることながら、一向に最強ヒーローっぽく見えないという、かなり異色のヒーローだったりします。

私の見るところ、この作品の読者や視聴者層は、サイタマ氏を師と慕うジェノス視点か、サイタマ氏に命を救われた無免ライダーあたりに感情移入してしまうお兄さんたちが多いように思われます。

なにせ人類最強のサイタマ氏のヒーロー名は《ハゲマント》ですからね。

女子ファンがつきそうな要素はことごとく排して、ヘアスタイル同様、極限までふっきれちゃってるサイタマ氏の人物像は、同性ウケは狙っていても、お子さまや女子人気は論外という扱いのようです。

 

 

サイタマ氏は、基本ゆる〜い庶民派まったりキャラです。

ヒーロースーツにマントの姿でスーパーで買い物をしたり、晩ごはんのおかずの買い物袋を下げて帰ってくるシーンなんかも頻発します。

もはや人間のレベルをはるかに超越してしまった彼の生き様は、人間ここまでのレベルになると逆にこうなるんだね…というある種の「いい見本」的な眺め方もできてしまう気がします。

あくまで「趣味でヒーローやってる」スタンスなので、他に大事な趣味を持ってるとか、自分の平穏な生活を守ることにすら大して興味がないようです(彼の興味を独占するのはスーパーの特売チラシのみ)

悪いやつのほうが勝手に彼のテリトリーに踏み込んできては、暴れたりうるさくするから、サイタマ氏は「ウルセェな!お前ら迷惑なんだよ」ぐらいな感じに軽〜くやっつけてしまうのではないでしょうか。

たしかに全然ヒーローらしくないのですが、私はこのひとけっこう好きなので、アニメだけじゃなくて、ネットの「となりのYG公式」で公開してる原作もチェックしています。

でも、じつはブログには、この作品についてはあんまり書くことがないんですよね💦

う〜ん…もし私がこだわってワンパンマンブログを書くとしたら、テーマは「サイタマ氏とコナンの共通点」あたりでしょうか。

名探偵がいるから事件が起きるのか、サイタマ氏がいるから強い怪人が次々に現れてくるのか…ワンパンマンって、突き詰めればたぶんそういう話になっちゃうと思うのです。

サイタマ氏がいなかったら、他のヒーローでも大丈夫な怪人しか現れないか、いっそあんなに次々と怪人が現れることもなかったかも…?

ひょっとしたら最初のあのカニの怪人だけで終わってたりして…なんてふうにも思うのですが、そんなこと考えるのは私だけでしょうか?

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あと、この作品は青年誌を読んでる男子層をターゲットにしすぎていて、女子目線や感覚だと、応援したくなるようなキャラはほとんど出てきません。

無免ライダーが、彼のファンのお兄さん人気を集めるのはなんとなくわかるんですけどね。

アマイマスク(副業でモデルとか歌手とかやってるカッコつけ激しいイケメンヒーロー)なんて、サイタマ氏に比べたらぜんぜん魅力ないけど、あれってわざとああいう設定なんですか?

同性の反感を買いやすいタイプで、いかにも裏がありそうな嫌なやつなのに、「何故か女性にはめちゃモテる」わざとらしい設定ですよね。

これってある種の女性蔑視なんじゃないかとすら思ったりもするのですが…それは考えすぎでしょうか。

他にイケメンと呼べるのは《鬼サイボーグ》君ぐらいだけど、じつは私、彼もあんまり推しじゃないんですよね。

ジェノスは師と仰ぐサイタマ氏にだけは一途で素直で低姿勢なんだけど、サイタマ氏よりもよほどヒーローらしいぶんだけ、あんまり謙虚なタイプじゃないというか、女子目線を全く気にかけないぶん物言い態度がえらそうだし。

まだまだ成長途上にある若輩者の年齢設定を考慮しても、単品としての魅力には今ふたつほど欠ける感じですか(言いたい放題💦)

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サイタマ氏に『心底から心酔している弟子のジェノス君』というフィルター越しでないと、一見カッコよさげなジェノスの取り柄はまじめなところぐらいで、サイタマ氏の弟子で満足してしまってるあたりもちょっと残念な感じですよね。

まぁそれもこれも、ひとえに「サイタマ氏のかっこよさ」を際立たせるための設定上の演出なのかもしれませんけども〜笑💦

どう転んでも無敵の最強ヒーローはサイタマ氏なので、そこそこ強かったりヒーローらしいやつほど残念な色が濃くなるというのか、「まぁキミはその辺りが限界だよね」感を払拭できないというか…💧

要するに「サイタマ氏は普通の人間じゃないのよ」って、ワンパンマンは、そういう話みたいです(笑)

 

 

ワンパンマンの登場人物は、およそ3種類に大別できます。

①ヒーローおよび怪人

②彼らをランキングしたり、敵をレベル分けするヒーロー協会関係者

③何もしないで被害者ぶるか、助けられても文句ばかり言うモブ

 

ワンパンマンについて特筆すべきところは、この「協会関係者」や「文句ばかりのモブ」といった、どうでもいいワキ役のリアリティを必要以上に赤裸々に描いているところです。

基本的にヒーローが悪い怪人を倒すだけの話なのに、この種の作品では、普通は単なる背景にすぎないようなモブにまで、「こういう恩知らずなこと言うやついるよな」って、異常なくらいのリアリティがあるんですよね。

たとえば…名が知られたS級ランクのヒーローを軽く手玉にとるような強い怪人も、サイタマ氏なら一撃で倒してしまいます。

すると、彼に命を救われたモブ達は、新参者のサイタマ氏がインチキしてるんじゃないかと疑ったり、B級のサイタマ氏があんな簡単に倒せるならS級も大したことないなって、身を挺して自分たちを助けてくれたヒーローを見下す奴まで現れる始末です。

いるよねぇ、こういうやつ。自分は何者でもないのに、何者でもないその匿名性を逆手にとって、頑張ってたり優れている相手を見ればこき下ろし、相手をとにかく論破して勝ったつもりになってるイヤなやつ💧

他にも、勝手にヒーローをランクづけしたり、安全な場所からあれやこれやと偉そうに指図するばかりの協会幹部の組織の人間の愚劣さなんかも、やたらとリアルに描かれています。

本当に頑張っているのは、C級やB級の下っ端のヒーローと、現場と直接かかわる組織の中間管理職や、その真面目な部下ぐらいなもの…これは実社会でもよく見かける構図です。

ここまでやるのなら、いっそ「こんな連中を守るために俺たちは身体を張ってヒーローやっているのか?」なんて、ヒーローたちが悩んだりする展開になりそうなものなんですけどね。

でも、ワンパンマンはそういう展開にはならないんです。

守る対象がそんな連中でも、無免ライダーのような正義感が強くて非力なヒーローほど、ボロボロになるまで身体を張って人びとを守ろうとします。

それなりに力のある奴は平気で彼らを犠牲にしたり、踏み台にして上手く立ち回り、顔や名前を売ってランキング上位にのし上がることを優先します。

どちらがカッコイイでしょうか?

こうした場面でのサイタマ氏のカッコ悪すぎる物言い態度が「逆にカッコイイ」というか、誰にも理解されなくても、ジェノスの目を通して読者や視聴者には見えるようにもってゆくのが、この作品の真髄なのかもしれません。

なんじゃそりゃ?と思ったり、まだ観てないのなら、モノは試しに、一度ワンパンマンを観てみることをお勧めします。

 

思うにサイタマ氏は、強すぎるがゆえに、ヒーロー側なのに、じつは人間をゴミのように扱う凶悪な敵の怪人と五十歩百歩なんですよね。

サイタマ氏って、どっちかというとそっち側なわけで、明らかに「ふつうの人間」の側じゃないんです。

サイボーグのジェノスや、忍者のソニックのレベルになるとそれがわかるのですが、そのレベルに達してない者の目には真実が見えないんですよね。

やばいなぁ…話が変な方向に行っちゃいそうです💦

サイタマ氏については、現段階ではあんまり突っ込まないほうが良さそうなので、ここからは『今どきの忍者』ソニック君について書いてみたいと思います。

 

 

 

このひとが《音速のソニック》君です。

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サイタマ氏の魅力が極限までふっきれているところだとすれば、ソニックは「完全に逝っちゃってる」ところが魅力ですw

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《音速のソニック》は、とにかくマジでヤバそうな、メーター振り切ってる感じの “普通でなさ” が魅力なのです。

そんなに出番が多いキャラじゃないし、『ある種の異常者』みたいなノリのキャラなのに、弱いくせにサイタマ氏を見下してるランク低めのヒーロー達みたいな嫌味がないんですよね、彼には。

それに他のキャラは、サイタマ氏も含めて、自宅で普通に生活しているところが想像できるんだけど、ソニックだけは崩れかけた廃ビルでランタン灯して寝袋生活とかしてそうなにおいがするんですよね。

初登場からして彼は、集団で向かってくる敵の頭上を飛びまわりながら、首から上だけを音速で一刀両断してゆくという、「アブネーやつ」でしたしね。

美少年忍者として、美形ヒーローのアマイマスクなんかと絡んだりしなかったのも良かったですね。

サイタマ氏という強い敵を見つけたソニックは、仕事も何もかも放り出して、とにかく強敵と戦うのが楽しくてたまらない感じに突っ走ります。

でも相手はあのサイタマ氏ですからね…

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初戦は爆笑対決に終わりました。

私はサイタマ氏とジェノスよりも、サイタマ&ソニックのコンビ推しかも…?

ん?でもよく考えたら、ソニックの設定って、怪人とか悪人の側でしたよね?

サイタマ氏はいちおう正義のヒーローの側だからソニックとコンビにはならないか(笑)

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ともあれ、アニメ『ワンパンマン』2期始まります。

ワンパンマンを知ってるひとも知らないひとも、チェックしてみませんか♪

 

 

 

今ごろになって初めてラストまで観たアニメ「金色のガッシュベル 」に存在したおとなの事情

 

 

アニメ《金色のガッシュベル》は、放映時にリアルタイムで観てどハマりした作品でした。

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ガッシュベルを知らないひとのために簡単に説明すると、魔界から『王を決める戦い』のために人間界にやってきた100人の魔物の子供たちが、人間界でそれぞれにパートナーを見つけて互いに戦う物語です。

魔物のパートナーになれる人間だけが、魔物がそれぞれ持っている『本』の呪文を読むことが出来て、パートナーの人間が発する呪文によってのみ魔物は自分の特別な力を出して戦うことができます。

主人公のガッシュのパートナーとなる清麿は、何故かガッシュだけが魔界の記憶を失っていたせいで、わけもわからず魔界の王を決める戦いに巻き込まれてゆくことになります。

 

当時は周囲の子供もおとなもみんなハマってたような記憶がありますが、これは原作の設定がわかりやすくできていたせいだと思われます。

魔物は基本的に子供(なんだけど、明らかにオトナみたいな魔物や、動物系に妖精系にロボもどきなど何でもアリ)です。

魔物のパートナーとなる人間は、メインキャラやワキ役ランクには『良い人間』を、やられ役のモブには『悪い人間』を配していたようです。

魔物の側も、基本的にこれと似た基準で『良い魔物』と『悪い魔物』に大別されます。

王になるために、仲間を蹴落として勝ち上がるためならなんでもやるような邪悪な魔物は、モブの『悪い人間』とコンビになります。

悪い魔物のパートナーになるような人間は、魔物の力を利用して自分の欲望をかなえたり、犯罪行為におよぶなどやりたい放題の悪い人間です。

モブの『悪い人間』よりも少し格上のワキ役レベルになると、メインキャストほどの掘り下げはないものの、それぞれの事情をかかえたいろんな人間たちが登場します。

純粋に魔物の力になってやりたいと考える者もいれば、魔物のパートナーになったこと自体を楽しむ者、何かの代償として魔物のパートナーとなることを選んだ者などさまざまです。

子供はメインキャラの『良い魔物』に感情移入し、おとな達は人間の側のそれぞれの経緯や、魔物との関わり方などに感情移入しやすいという仕掛けもよくできていました。

これ以上は各自で原作マンガを読むか、映像配信サービス等でアニメをみてください。

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じつは私の中では、ゾフィス戦以降の《金色のガッシュベル》は、ずっと無かったことになっていました。

ゾフィスというのは「シェリー」の宿敵の『悪い魔物』で、シェリーの親友ココをパートナーにしてその心を操り、この戦いに勝ち残って王となり、魔界に君臨することを画策していました。

シェリー」は王を決める戦いの最後でガッシュと雌雄を決することになる「ブラゴ」という超強い魔物のパートナーです。

当時の私は、ものすご〜くこの作品を高く評価していたので、このゾフィス関連で色々と許せないことが重なって、頭にきて観るのをやめたのが「無かったことになっている理由」なんですけどね(笑)

こう言うと、ガッシュの声優が変わった件や、結局ブラゴ達と戦わずに終わったラストだとか、原作と異なる終盤のアニメオリジナルな展開のせいだと思うかもしれませんが、そこではありません。

それらはみんなゾフィス戦以降の展開なので、もちろんその辺りも全く無関係ではないのですが、私が許せなかった部分はもっと別の部分にありました。

だいたい私は原作のガッシュベル読んでませんしね(またコレだw)

 

じゃあ何がそんなに許せなかったのかというと、リアリティとフィクションの兼ね合いというか、ぶっちゃけ「アニメ制作側の大人の無神経な子供扱い」が許せなかったのでした。

子供なら、子供扱いされて当然だと思うかもしれませんが、子供の側は無論そうは思っていません。

だいたいが「子供が子供あつかいされる理由のほとんどは大人の都合や事情が優先」される場合だと、そのくらいは子供だってわかっています。

だから、いかにもな子供だましや子供あつかいには、「子供ナメんじゃねぇぞ」と腹を立てるのが正しい子供のあり方なんじゃないかと考えるわけです。

オトナが「子供にみせるならこんなもんだろう」的な感覚で、道徳と綺麗ごとで飾りたてた「オトナにとって都合のいい子供」像を押しつけてくるようなごまかしに直面すると、子供は「そんな嘘っぱちに騙されるかよ」という反骨精神が刺激されたりするものなのです。

ゾフィス戦のラストは、私にはまさしく「それ」だったんですよね。

 

金色のガッシュベル》は、それまで子供の心理をストレートに描いて、そこがファンに支持されてきた特別なアニメだったのです。

それなのに、ゾフィス戦のクライマックス辺りで、「それは違うんじゃないの?」って方向にいっちゃったんですよね。

では、当時の私がどこを「違う」と感じたのか、裏切られた気分になって続きを観ることを拒否したのか、その理由を、途中から完全に別人化したゾフィスをつかって検証していきます。

 

ゾフィスのキャラは、この辺りまでは邪悪さとお上品さが売りでした。

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一人称は「わたし」で、デスマス調で話すタイプのキャラです。

例えるならば、「コノヤロウ!」と言うような場面で、嫌みな笑みを浮かべて、お上品な皮肉を言う感じ?

ところが、ブラゴ達との決戦が始まると、ゾフィスは、ひと(魔物)が変わったように豹変します。

声を荒げて「ふざけんじゃねぇ!」だの「くたばりやがれ!」といった、ゾフィスとも思えない粗暴なセリフを連発するようになるのです。

 

もしもガッシュが「てめえ、ぶざけてんじゃねえぞ」などという粗暴な言葉づかいをするようなことがあったら、超違和感じゃないですか?

ガッシュの「昔のサムライもどき」の独特な言葉づかいの理由はわかりませんが、アレ以外の言葉づかいをするガッシュガッシュじゃないのです。

「ふざけやがって」なんかもそうですが、これはブラゴみたいな武闘派キャラのセリフなわけで、本来ゾフィスのセリフではありません。

しかし戦いが大詰めになってくると、ゾフィスはこれまでとは打って変わって知性のかけらもない粗野なセリフを連発したり、子供ウケを狙ったのか変顔も見せたりするようになります。

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途中から一人称が「俺」になったり、どうせゾフィスのファンなんかいないだろう(?)から、ここへきて別人みたいな言動をしようがやりたい放題です。

こんなふうに、アニメには少しずつ「これまではなかった勝手なオトナの観点」みたいなものが混じってくるのです。

ゾフィスが「ガッシュたちの共通の敵に相応しい悪役」に見えるように、子供にもわかりやすく、わざと下品で野卑た言動をさせるという、アニメ制作側のおとなの作為を感じたのです。

ここまでずっと基本的に純粋な子供目線を意識して描かれていた物語に、こうした「おとなの都合や事情」といった不純物が混ざりだしたことを、私は敏感に察知したのでした。

 

ゾフィス戦のクライマックスでは、ガッシュ達の攻撃や、シェリーとブラゴによる激しい攻撃呪文で追いつめられたゾフィスは、それでも最後の抵抗を試みます。

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ゾフィスはココの記憶を盾に、起死回生の策を講じるのです。

ここで1度は勝ったつもりになるのですが、悪魔のごとき形相とオーラで迫ってくるブラゴがマジ怖すぎて形成逆転、泣いてごめんなさいするはめに(おいおい💧)

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よほど怖かったのか、この後のゾフィスは、涙腺全開になっちゃうわ、叱られたお子ちゃまのごとくしゅんとするわで、すっかり別人と化して反省のポーズを見せたりもします💧

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これは今みても興ざめもいいところだったんですよね。

ちょっと!それって大人の勝手な妄想で、あのゾフィスがブラゴに凄まれたぐらいでそうはならないでしょ⁈ って。

この辺りまでくると、違和感どころじゃなくて、もはやゾフィス別人になっとるやん…と呆れるほかありません。

直接的な理由はどうあれ、ゾフィスが自分の非を認めて反省したのなら“殊勝な態度”になるべきで、それが「正しい子供」像だとでも言いたいわけでしょうか。

子供なら怖かったり叱られて泣いたりするのも当たり前だろうみたいな?

ゾフィスはブラゴが怖かったから、今だけおとなしくしてみせただけなんじゃないの?って、大抵の子供はそう考えたんじゃないかと思うんですけどね。

 

 

当時、このアニメを作っていたオトナの皆さんには、子供には「子供だましが通用する子供であってほしい」という勝手な思い込みや幻想なんかがあったのではないでしょうか。

今でもよくあることですが、でも、そういうのを察知した子供の側は、「何にもわかってないな」と呆れるか、反省したフリだけしておけば大抵のことからは逃げられる、といった誤った認識を持つようになったりすると思うんですね。

この時のゾフィスのように、子供がいかにも反省してるふうに見える時ほど、わざとそうして見せてるポーズなんだって、かつては自分もそうだったのを忘れたんですかね?でも子供って、そういう生き物ですよ?

これは好きだし、全然いいけど、

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コレはコレ、あれはあれです。

ギャグで許せる部分と「綺麗ごとで台無しにされた押しつけがましい思い込みのリアリティは別」なんです!

子供には子供の理屈があって、おとなの理屈は子供には通用しないんです。

ベリーメロンを歌って踊るのはOKだし、ガッシュの影響でブリが好物になるのもアリです。

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でも、あれだけやりたい放題してきたゾフィスが、1回ブラゴの威圧的な態度に屈したぐらいで、手のひらを返して殊勝に反省したりなんかするもんかい!

って、その「嘘くささ」を押しつけてくるおとなの論理に、当時の私は我慢ならなかったんですよね。

ここは意地でもゾフィスには「今回は負けたけど次はそうはいかないからな!」と、表向きは殊勝なふりをしていても、心の中では意地でも強がってほしかったところです。

でないと、これまでゾフィスがやってきた残虐非道な悪事のあれもこれもすべてが薄っぺらく、かつ嘘っぽく見えてきませんか?

だから、アレはおそらくアニメのスタッフが勝手にやったことで、原作はここまで酷い展開ではなかったんじゃないかと勝手に思ってるんですけどね。

 

 

オトナになった今の目で久しぶりに観た《金色のガッシュベル》は、面白かったのはやはりゾフィス戦あたりまでで、この後はラストへ向けてのインターバル的な回が続きます。

本当に「あれでゾフィス編は終わりなわけ⁈」という落胆が、ならもう続きは観なくていいやと思わせてしまったようです。

つまらなくなった理由は他にもありました。

当時の私は気づいてなかったけれど、例によってガッシュベルも、アニメが原作に追いついて脚本が間に合わずにアニメオリジナル化するほかなくて、それで脚本が変わって暴走したんですよね?

たしかにラスト近くの怒涛の駆け足展開は今みても何が何だか……💧

いっそアニメはゾフィス戦までで終わっておけばよかったのに…仮に現場ではみんなそう思っていたとしても、出版社やスポンサーという大人の事情がそれを許さなかった可能性も否定できません。

それが原因で大暴走というのはありそうな話だし、FA以前のアニメ鋼の錬金術師もそうでしたが、原作が途中からアニメオリジナル化するとロクなことにはなりません。

こうした事情は子供にはわかりませんが、おとなになればそれなりに察しがつくものです。

ま、それでもやっぱりゾフィスが殊勝に反省してるふうな展開のラストは許せなかっただろうと思いますけどね。

 

 

金色のガッシュベル》の原作は、登場する魔物の児童心理をとても上手に描いていて、単なるアニメやマンガの域を超えた作品でした。

個人的には、この作品は児童文学としても十分に通用したのではないか…と私は考えています。

その作者が描いていて、まさかこんな酷いラストにはしないだろう…というのが正直な気持ちです。

だからゾフィス戦のラストが、じつはほぼ原作どおりだったりなんかすると、残念だったじゃ済まない話になってくるんですけどね💦

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だって、あのゾフィスが子供らしく「ごめんなさい」するなんて、ティオを裏切ったマルスのパートナーのモブおじさんなんかと同じような扱いなんですよ⁉︎

王を決める魔物の戦いをおのれの私利私欲の追求に利用しようとする『悪い人間』のモブたちとゾフィスが同レベル?

彼らは戦いに負けて本が燃やされてしまうと、異口同音に「俺が悪かった!謝るから殺さないでくれ」と叫んで逃げ出したんですよ?

セコい悪事をはたらくのがせいぜいで、魔物というツールを使えなくなった途端に逃げ出すような彼らのメンタリティはその程度で、だからモブの小悪党あつかいだったわけです。

そんな小悪党連中と邪悪な魔物のゾフィスが同等扱いなんですか?

だとしたら、ゾフィスのせいで苦しむことになったたくさんの魔物たちや、シェリーやココだって馬鹿みたいに思えてくるじゃないですか…💧

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石板に閉じ込められていた1000年前の魔物たちを蘇らせて配下に従え、月の光という特別な魔力を手中にしていてさえ、それでもゾフィスの正体は「単なる小悪党」にすぎなかったと?

所詮ゾフィスは、ガッシュやブラゴの敵となれるような器ではなかった…それは事実かもしれません。

だからといって、ゾフィス戦のラストでブラゴたちに負けたら途端に別人と化したゾフィスは、あまりにもお粗末だったんじゃないのか…と。

 

2月いっぱいかけて、駆け足でどうにか最後まで通しで観たアニメ《金色のガッシュベル》の感想は、やはり昔も今も変わっていませんでした。

ゾフィス編のラストでは、今回もまた、さじだけでなく、ナイフもフォークも箸も、お皿もテーブルもまとめて投げてやりたい気分でした。

べつにゾフィスなんてどうでもよかったんだけど、子供相手ならアレでいいだろう?って感じが、いま観ても許せなかったんですね。

我ながら、おとなになってもたいして成長してないなと思う反面、ベリーメロン♪ を歌って踊っていた頃から、私ってばこういうことを考えてたのか…と再認識した次第です(笑)