「マイユのマスタード」がスーパーの棚から消えた話

 

 

私にとって、マスタードと言えば、やっぱりマイユの《ディジョンマスタード》です。

知らないひとのために簡単に説明すると、フランスで作ってる瓶入りのマスタードです。

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国産品でわりと味が近いのは、コンビニで肉まんにつけてくれる使いきりサイズのカラシか、ホットドッグ用の黄色いプラ容器入りのマスタードです。

和がらしにはない、黄色い洋がらし特有の酸味がポイントで、なにしろ『燃えさかるぶどう汁』ならしいマイユのマスタードですから、そのへんのカラシには真似できない美味しさなのです。

サンドイッチにこれを使うと、サンド自体のグレードが上がる感じがします。

小栗旬のCMでお馴染みの《ザ★シュウマイ》にコレをつけても最高で、たちまちヤミツキです♪

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スーパーで売ってる、自分でレンジで温めて食べるヤマザキの肉まんにも、やっぱりイチオシはディジョンマスタード

明らかに国産のチューブの練りからしとはモノも味も違うんです!

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そんな大好きなマスタードがスーパーの棚から消えた理由ですが、ひとことで言うなら「アベノミクス」が失敗しているせいです。

デフレが良くない。そのせいで給料が上がらない。物価も上がるけれど賃金も上げてアベノミクスで経済を立て直す…そういう話でしたよね?

しかしフタを開けてみれば、賃金の上昇はアベノミクス偽装によるデータ改ざんのまやかしで、急激な円安のせいで輸入産業は大ダメージ&原料価格高騰により、ありとあらゆる商品の値上げが続いています。

しかも原料価格や仕入れコストが上がっただけで賃金は上がってないわけだから、これって物価が2倍速で上がってるようなものなのでは?

賃金のほうもきちんと上がっていれば、割高でもコレを買うひとがいるんだから、仕入れしないなんてことにはならなかったと思うんですよね。

 

近くのスーパーでマイユ製品を扱ってるのはそこだけなので、その店ではもともと一定数存在するファンや顧客のニーズに応えて置いていたのだと思うのです。

例えばレトルトカレーなんかも、ディスカウント専門の店でもない限り、しょっちゅう安売りする商品とは別に「少しお高め」のものも扱うのが昨今の主流みたいになっていませんか?

これって多分、きちんと賃金も上がっていれば、顧客の選択の幅が広がって、売り上げが見込める戦略あたりだったんじゃないかと思うんですよね。

でも、賃金の上昇はまやかしでした。上がったのかもしれないけれど、年収1000万以上とかの層で上がっていたところで、スーパーで買い物する大多数の人々とは関係ありません。

お値段すえおきのものも、内容量が減らされたり、原材料のグレードを落としてコストダウンしているので、実質的には値上げと同じことです。

市販のボディソープやシャンプーや入浴剤などになると、もはや原料の品質をどこまで落としたのか、明らかにヤバいので使用中止にしたものもあります。

まだギリギリ頑張ってる印象の国産の食品関係も、インスタント食品や調味料あたりから、じわじわと余波がおよんできているようです。

 

私はキャンベルというブランドのオーストラリアで作っている缶入りスープも好きなのですが、こちらもここ数年で、スーパーで手に取るのを躊躇してしまうくらい価格が上昇しました。

輸入品は関税がモロに響きますから、スープもマスタードも、仕入れコストの高騰による値上げが待った無しだったのでしょう。

スーパーの棚から在庫が消えてしまうと、「今後の仕入れ状況はわかりません」と言われてしまう始末でした💧

 

このご時世に、フランスだのオーストラリアだの贅沢ばっか言ってんじゃねえよ!

そう思うかもしれませんが、どっちもそんなに高価なものではありません。

マスタードは 108g入りで税込250円くらいです。国産のチューブ入りカラシ2本分程度の価格です。

缶入りスープも KALDI あたりならこちらも税込250円ぐらいですか。

しかもこれらは現在の価格なので、以前はもっと安く手に入ったのです。

スープは缶と同量の水か牛乳で2倍に薄めて温める製品なので、分量換算だと自販機の缶入りポタージュよりもまだ安いんです(値上げ前はもっと安かった)

どちらもフランスやオーストラリアのスーパーや小売店で、庶民の食材として普通に売られているものです。決して高級スーパーの高級食材なんかじゃないんです!

 

たかだか数百円の食材で大げさな…そう思うなら、値上がりしているのはマスタードとスープだけじゃなく、私たちの生活に必要なほとんどすべてのものだという現実を直視してください。

そういう普通のスーパーで手に入る「庶民の食べ物」や日用品なんかが、アベノミクス偽装の裏側で、止むに止まれずガンガン値上げされているのが実状なのです。

安倍政権め…これでさらに秋には消費税を上げるってか?

ふざけんなよ!大企業や富裕層の税金から今より少し余分に徴収したら、消費税上げなくてもぜんぜん平気だって計算が出てるらしいのに、なのにわざと消費税のほうをあげるってか?

アベノミクス偽装で賃金の上昇は大嘘だってバレたのなら、ただちに消費増税やめます!ってなるのが当然なのでは?

今だって十分やりたい放題してるんだから、安価なマスタードや缶入りスープみたいな庶民の楽しみまで奪わなくたっていいでしょ?

私はマスタードと缶入りスープだけど、同じようなおもいしているひと、きっと私の他にもいると思うんですよね。

 

賃金が上がっていると見せかけていたごまかしが露呈しても、このまま消費増税するつもりの安倍政権は、今度はこのタイミングで強引に著作権法改正におよぶつもりみたいです。

そっちでもめてる間に、着々と増税の準備を進めてしまおうって算段ですよね?

今回の消費増税にポイント還元を盛り込んだのも、事前に必要なその準備や整備ににとりかかってしまえば、もう後に引けなくなって増税やめるわけにはいかなくなるし?

 

アベノミクスがアホノミクスと呼ばれだした頃は、ここまで酷くはなかったという意味で、今よりもまだずっとマシだったんですね。

もはやクズノミクスと化したろくでもない政策がいまなお続いているせいで、この国は日に日に暮らしにくくなってきています。

いじめや子供の虐待とか、あおり運転なんかの増加も、原因は安倍政権の富裕層優遇の弱者締め付け政策のせいな気がしてなりません。

一向に改善されない低賃金の非正規問題、過重労働etc.キレる原因や理由なら多すぎるほどあります。

政権の長期化と平行して悪化する人心の荒廃と、この件とがまったく無関係だとは思えない…そう考えるしだいです。